こんにちは。今回は
  • 「制定しよう 放射能汚染防止法」(山本行雄著、星雲社)
  • 「第2章 原子力法は人と環境をどう扱っているか」
  • 「2‐06 被害者に立ち向かう原子力法制度 公害企業の言い分と同じ」
  • についてお話してみたいと思います。第2章のまとめ、原子力法制度の三大特徴です。

    原子力法制度の三大特徴

    被害などないかのように扱う

    公害関係法律の全面適用除外によって、放射能汚染という原子力公害は、法律上ないもの扱い。

    あっても少なく扱う

    福島第一原発事故による大汚染が発生すると、公衆被曝線量限度をあっさり捨て放射線管理区域の4倍の所への帰還・誘導政策を行なっている。

    責任は負わない

    国は汚染しても被曝させても責任を負わない法制度を頑なに維持し、さらに強化している。
  • 公害加害企業の立場の制度化。